感染症が流行るとパンデミックになる恐れも

感染症にかかったときはリレンザによる注射は効果あり?

これから寒くなるシーズンは、感染症に非常にかかりやすい時期だと言えます。

これからの時期に気をつけなければならない感染症の代表格といえばインフルエンザですが、日本では11~4月の時期が最も猛威を振るう時期でもあるので、予防接種などであらかじめ予防しておくことが重要となります。

ただ、予防接種をしたからといって必ずしも感染症にかからないわけではないですが、予防接種を繰り返すことで体内の免疫力が高まるので幼いうちから接種を受けることでインフルエンザにかかりにくい体質になることが期待できると言えます。

インフルエンザの治療薬といえばリレンザがありますが、リレンザは本来吸入薬です。
タミフルのような内服薬ではインフルエンザに対する効果が低いとされているので、基本的には吸入薬として使用しますが、乳幼児や老人の場合には吸入だと難しいこともありタミフルが多用されることもあります。

しかし、リレンザが注射として使用するとインフルエンザに効果があるとして注目を集めていた時期があることをご存知でしょうか。

2009年のイギリスで、新型インフルエンザに感染したがん患者である女性がリレンザを静脈注射したところ命の危機から脱したという報告がありました。
女性がインフルエンザに感染し、その後タミフルやリレンザの吸入で対処したものの効果がなく、徐々に悪化する女性の病状に賭けとしてリレンザの注射を施したところ見事に回復し一般病棟に移れるくらいになったそうです。

現在では感染した場合の治療法としてリレンザの注射が有効という話は聞かないので、その時はたまたま条件が揃って女性が改善しただけであり、リレンザにおける治療法としては吸入薬がやはり一般的だということは否めないのかもしれません。