感染症が流行るとパンデミックになる恐れも

感染症でのパンデミック実例

感染症は原因となる病原体がいて、それが人から人へとうつったり、動物や人へとうつったりすることによって感染が広がります。特に人から人へと感染が広がる感染症は蔓延するリスクが高く、病原性が高い場合にはパンデミックを起こすことも珍しくありません。感染経路にも様々なものがあり、空気感染を起こすものは同じ場所にいるだけでも感染が拡大しやすいものです。一方、風邪様の症状を起こす疾患で飛沫感染やを起こすものの場合にも大きく感染が拡大してしまうリスクがあります。そういった条件を満たしてしまい、パンデミックを繰り返し起こしてきているのがインフルエンザです。インフルエンザウイルスに対する感染症として季節性インフルエンザに罹患する人が多いことから、多くの人がワクチンを接種することで予防を行っています。これが蔓延を防ぐ鍵となっているものの、新型インフルエンザが登場した際にはワクチンによる予防が難しかったこともあり、感染が世界的に広がりました。2009年に起きたパンデミックではH1N1型のインフルエンザウイルスが世界的に蔓延しました。メキシコで最初に発見された新型インフルエンザウイルスはわずか9週間で世界各国に拡大してしまい、猛威をふるうことになったのです。214カ国にまたがって感染が広がり、死者は一万八千人を越えたとされています。死亡の原因となっていたのは重症ウイルス性肺炎であり、高齢者や小児だけでなく、若年成人にも重症例や死亡例が多く見られたのがこのパンデミックの特徴でした。もともとは高齢者や小児のように抵抗力がない人だけがハイリスクとされていましたが、この事例によって若年層でもリスクを懸念しなければならなくなっています。

日本で近年流行った感染症とは

日本は衛生管理が行き届いている国です。人々の衛生観念も非常に良く、そのレベルは先進国の中でも一番と言われています。しかし、感染症自体を完璧に防止する事は不可能です。近年、日本国内にもデング熱とノロウイルスといった深刻な感染症が流行りました。一時期に比べてリスクの程度は減少しましたが、まだまだ双方とも油断出来ません。デング熱の特徴として挙げられるのが、著しい高熱です。風邪のそれとは明らかに違う、38度から40度の高熱にうなされます。また酷い頭痛と関節痛が現れるのも、デング熱の症状です。人によっては発疹が身体に現れる事もあり、素人目に見ても風邪と混同する事はないでしょう。デング熱の厄介なところは他の感染症のような予防接種が無い事に尽きます。インフルエンザも驚異的なウイルスですが、予防接種によってリスクマネジメントが可能です。デング熱は虫刺されによる感染であり、そのリスクは誰にでも存在しており、予防接種がないため、本当に虫除けスプレーや蚊取り線香といった身近な製品で体得するしかありません。次にノロウイルスもまた予防法が難しい感染症です。いわゆるアルコール消毒による予防が効かないため、他のウイルスと同じように考えていますと、対策が講じられません。月並みですがノロウイルスの予防法は、帰宅後や料理をする前に手洗いとのがいを徹底する事になります。またカキをはじめとしたなま物系の食材は加熱処理を正しく進めましょう。更に家族などにノロウイルス患者と思しき人々が現れ、彼らが嘔吐してしまった場合、マスクと手袋装備で丁寧に後始末をすべきです。家族の吐瀉物や汚物が原因で家庭内の感染が蔓延する事も多く、必ずマスクと手袋を使い、ビニル袋に収納し、正しく隔離しましょう。

感染症にかからないための日常準備

病原体は口や鼻、目などの粘膜から入り込んできて、私たちの目には見えないものなので、日常生活を送る際には感染症対策が必要となります。つまり、体に病原体が入る感染の経路を立つようにすることです。そのためには何をすればよいでしょうか。まず大切なのは、基本的な手洗い、うがいでしょう。流水と石鹸で洗うようにし、泡だててしっかりと汚れを落とすようにします。特に爪の間や手首、指と指の間、親指の付け根は汚れが残りやすいところですので、気をつけて洗うようにします。最近では、飲食店や商業施設などの入口に、アルコール手指消毒剤もよくみかけるようになりましたので、それを利用することも有効です。うがいも欠かせません。うがいをするとしないとでは、40%も感染症にかかるリスクがかわるといわれているくらいです。また、空気が乾燥していると、喉が弱りやすいため室内では加湿を心がけましょう。外出時や可能であれば室内でもマスクをつけることは、飛沫感染予防に有効であるとともに、喉の加湿の効果もあります。また、ウイルスが室中に浮遊している可能性もあるため、こまめに部屋の換気を行いましょう。また、予防接種も有効です。特にインフルエンザの予防接種は、高齢者の死亡を80%程度も減少させ、入院も半分近く減る程効果があるものなので、流行の時期になる前に予防接種を済ませておいたほうがよいです。そして、これらの対策とともに、毎日の栄養バランスのよい食事、睡眠時間をしっかり確保すること、適度な運動を意識し行い、免疫力を高めておくことで感染症にかかりづらい体を作ることができます。感染症を予防するためには、1人1人が感染対策を行い、普段の生活から自己免疫力を高めるような生活を送ることが大切です。
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